BLOG

ここに説明を入力します。
ここに説明を入力します。

  1. HOME
  2. ブログ
  3. 思うこと
  4. 男女の賃金格差の話を聞いて思うこと

男女の賃金格差の話を聞いて思うこと

男女の格差について
4月に神戸である会議に出席しました。

その中で「男女の賃金格差について」というテーマでの
ディスカッションがありました。

耳にしたのは、2015年のデータだったのですが
日本でも、男性よりも女性のほうが31%も賃金が低いそうでございます。

えーーー!日本でもそうなの?と驚いたのです。

私自身は賃金格差を感じたことがありませんでした。

卒業してから総合職で男性と同じように働いてきて…ということもあるけれど

同じ仕事で女だから給料が安い…という状況に遭遇したことがないし、求人広告営業時代も、女性だけ低い賃金の広告は作ったことがない(作っちゃダメなんだけど)。

会議では、男たちが色々対策とその理由を話し合っていたのですが

私は、そうなる原因は「情報とモデリング対象の不足」だと思うんです。

人間の脳の基本スペックは男女ともに違わないから
「女だから仕事ができない」ということはないと思う。

だから、日本に限っていうなら

情報が足りないために
「賃金の安い仕事を選ぶ女性がいる」という理由が主な気がしている。

「そういう仕事がある」って知らなくて
「それが女の自分にもできる」って思ってないだけなんじゃないかと思う。

それには育った環境が大きな要因だと思っていて

私は佐賀の田舎の生まれですが
父母が共働きで、特に母が教師として働いて後ろに控えている女じゃなかった。

うちのお母さん、ガンガン前に出てたし、父親にも何でも意見してたのね。
母が、男も女もいる環境でチャンスを掴む、主張を通すのを見てきたから「それが普通」として育った。

いま仮に違う選択をしている女性がいたとしても
男性と同じ情報とモデリング対象が居れば遜色ない判断と行動が出来るはず。

だから、所得格差・賃金格差って情報不足とモデリング対象の不在が原因なんだろうと思う。

もっと世の中「男性含む集団の中で女性が手を挙げてチャンスを掴むシーンを見せる」ことが必要なんじゃないか。

女子マネは革命家の下支えをする、と殆どが男性クライアントばかりなのですが
一緒に働く女性達には、女子マネとしてしなやかに切り込んでチャンスを掴む姿を見せていきたい、と思ったのでした。

それしかない、と思ってそれを選ぶのと
あれもそれもあるけど、それを選ぶ、というのは全然違うから

別にどちらを選んでもいいと思っているんだけど
選択肢を認識していることが大切だと思いました。

私も佐賀にいた時に「なりたい大人」は居なかったので
探しに大学進学して、就職で上京しました。

環境を変えるために、「ここじゃないな」と思ってから10年かかりました。

8歳でここじゃないと気づく
18歳で実家を出る
そのコストたるや私立大学の学費数百万、生活資金数百万。

いまはオンラインサロンの運営に勤しんでおりますが
「環境を変える」ということのコストが数千円/月額で出来るこの仕組み

もっと広めたいな、と思っています。

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

関連記事